ピアノを買い取ってもらうときに、ピアノの椅子も一緒に買い取ってもらえた方がいいですよね。
けれども、ピアノの椅子を買い取ってもらえるのでしょうか?
それはどうやらピアノの買取業者によって違ってくるようなのです。
どういった場合に買い取ってもらえて、どういった場合がNGなのか調べてみましたのでご紹介します。
ピアノ椅子の種類
背もたれ付きピアノ椅子
「ピアノ椅子といえば背もたれ付きピアノ椅子」というぐらい、メジャーなピアノ椅子です。
高さ調整が速いという利点があります。
通常の「背もたれ無し椅子」は左右についている「高さ調整ネジ」をまわすことによって高さを変えますが、「背もたれ付き椅子」は、後ろのつまみだけで自在に高さ調整が可能です。
背もたれ無しのピアノ椅子
一番人気があるのがこの「背もたれ無しピアノ椅子」です。
デザインの種類も豊富で、場所もとらないところが人気の秘訣です。
「高さ調整」の方法が側面についているネジを回して変更するタイプのものが多く、頻繁に高さを調節する場合は「背もたれ付」の方が便利なのです。
ピアノ椅子は、メーカー、生産国、使用年数、保存状態、椅子の材質の他に、椅子の種類によっても買い取り価格に差が出る場合があります。
ピアノの付属品としてのピアノ椅子
ピアノを高く買い取ってもらうための重要な点として、購入した際の付属品が揃っていることがあげられます。
国産ピアノメーカーの場合、ピアノと椅子がセットで売られることが多いので、標準の椅子をお持ちの方が多いと思います。
ピアノの付属品とは、購入時についてくるピアノ専用の椅子、鍵盤カバーなどで、
ピアノ買取業者の多くは、ピアノ椅子の価格も含めて買い取るようです。
標準のピアノ椅子ではない場合
ピアノ椅子を長年使っていると、劣化してグラグラになってきます。
木で作られていますので座る度にギシギシ、ミシミシと音が出てきます。
ボロボロになったピアノ椅子だけを買い換えたという方も多いと思います。
標準の椅子ではない場合、椅子に値段が付かず査定額が下がってしまう場合があるようです。
査定してもらったときに、買取業者に伝えておきましょう。
比較的高く売れるのは背もたれ付きピアノ椅子
買取価格が比較的高いピアノ椅子は
- 高さを調整できる背もたれ付きピアノ椅子
- 背もたれの無いコンサートタイプ
の順番になっています。
日本では、ピアノの椅子はピアノとセットで販売されることが多いため、数十万円するような高級な椅子はそれほど多くありません。
欧米ではピアノと椅子はそれぞれ別に販売されている為、デザイン、材質にこだわった高級な椅子があり、そのようなピアノ椅子の使用年数が短く、良い状態で保存されていると高値で買い取りしてもらえます。
メーカー名がわからない椅子、中国製の椅子、使用年数の長い椅子、保存状態の良くない椅子などは、ほとんど買い取ってもらえません。買い取りを断られる場合と、無料で引き取ってもらえる場合、逆に処分代を請求される場合があるので注意が必要です。
まとめ
よっぽど高価なピアノ椅子でない限りは、ピアノ椅子単体で値段がつくことはないようです。
ピアノの付属品としてセットで買い取ってもらえれば、ピアノ単体で買い取ってもらうよりも査定額が高くなります。
少しでも高く買い取ってもらうためのポイントをまとめていますのでそちらもぜひご覧ください。