ピアノ買取の基礎知識

タバコ臭いピアノでも買い取ってもらえる?脱臭のポイントをご紹介

ピアノ買取 タバコ

ピアノの置き場所がキッチンの近くにあったりしませんか?

日本の住宅は部屋数も少なく、狭い部屋が多いので仕方ないですよね。

特にキッチンとリビングに敷居がない場合、リビングにアップライトピアノを置いているご家庭も多いかと思います。

でも、ご家族にタバコを吸う方がいらっしゃる場合、タバコの煙がピアノを傷める場合があるので注意が必要です。

今回は、タバコの煙がピアノ買取の際にどんな影響があるのかご紹介したいと思います。

タバコの煙によるピアノへの影響

ピアノの近くでタバコを日常的に吸っていた場合、ピアノの査定額に多少影響が出ることが多いようです。

また、ピアノの買取業者の中には残念ながら「タバコ臭がするピアノは買取しない」とルールを決めている会社もあるようです。

ピアノにタバコのヤニ汚れやタバコ臭がついてしまうと、クリーニングしてもなかなか元の状態に戻せないためです。

タバコが原因でピアノの買取価格が下がる場合について詳しく見ていきましょう。

ヤニ汚れ

タバコの中に含まれるヤニ(ニコチン)は細かな粒子のために、ピアノの外装はもちろん、ピアノの鍵盤が変色してしまうこともあります。

ピアノの外装面は専門のクリーニング機器を使用して磨けば汚れが落ちるのですが、弦をたたくハンマーなどの材料のフェルトがヤニによって茶色っぽく変色してしまうと交換が必要になってきます。

フェルトの交換が必要な場合は、修理費がかさみますので、査定額が下がる要因の一つとなります。

また、ピアノの塗装していない部分はクリーニングが難しいためでもあります。

タバコ臭

しつこいタバコの臭いも、なかなか消臭することができません。

特にピアノ内部のフェルト部分や木材の塗装していない部分は、タバコの臭いが染みつきやすいのです。

中古のピアノを購入する人は、タバコの臭いを気にする人も多いので、査定額も下がりがちです。

キッチンの近くにピアノがある場合

キッチンの近くにピアノが置いてある場合、油料理の際などにピアノが影響を受けることが多くあります。

具体的な例としては、油汚れ、水分(水蒸気)、そして油の臭いによる影響です。

こちらも、それぞれの影響について詳しく見てみましょう。

油汚れ

キッチンで料理をする際、揚げ物だけでなく油を使って炒め物でも、気体となった油が空気と混じってピアノの内部にこびり付いてしまうことがあります。

少し大げさですが、キッチンの換気扇の汚れを想像するとイメージしやすいかもしれません。

一見ピアノの外装は気にならなくても、ピアノの内部に使われているフェルト類が汚れやすいので注意が必要です。

このフェルトの汚れがひどい場合は、タバコの影響と同じくピアノ買取り後に部品交換が必要になるため査定額が下がってしまいます。

水分による影響

ピアノは木でできているため、湿気に非常に弱い楽器です。

そのため、湿気が多い水回り(流し台など)の近くにピアノがあると、ピアノのフェルト類などが膨張して鍵盤がスムーズに動かなくなる場合があります。

鍵盤の動きが酷ければ査定額に影響することもありますが、それほど問題なければ心配する必要もありません。

油の臭い

こちらはタバコの臭いと同様に、購入しようとしている中古ピアノから油の臭いがしたら、ガッカリしてしまいますよね。

タバコの臭いほど気になることはありませんが、しつこい臭いだとクリーニングやメンテナンスに作業が発生するため買取り価格が下がってしまいます。

ピアノ買取の査定額を下げない臭い対策とは?

備長炭

ピアノを買取に出す前には、できるだけ査定額を下げないように綺麗にしておこうと思いますよね。

臭いの対策についてはあまりおすすめしませんが、もし興味があればできることもあります。

もっとも臭いを完全に取り除くことはできないので、無臭になることはありません。

脱臭剤をピアノの近くに置く

まず、臭いの対策として挙げられるのは脱臭剤をピアノの近くに置くことです。

脱臭剤についてはピアノ用も楽器店などに売っていたりしますが、スーパーやホームセンターなどにある一般的なもので大丈夫です。

注意する点としては、液体型の消臭剤を置くこと。ピアノは湿気に弱いので、液体型の消臭剤は避けておきましょう。

ピアノの消臭に適している脱臭剤

  • 備長炭
  • 重曹

重曹は意外かもしれませんが、消臭効果が高いのでピアノの消臭にも使うことができます。

お茶パックなどに2重に入れて粉が外に出ないように充分に注意して使用してくださいね。

脱臭剤はピアノの内部に置くのがベストですが、いくつかに分けて小さい脱臭剤を鍵盤の上、大きな脱臭剤はピアノのすぐ横に置くと良いでしょう。

ピアノには小さなすき間が多くあるため、臭いの発生源から少し離れていても効果があると思います。

ですがピアノを買取してもらう前に、脱臭剤を買ったりここまですることは少ないかもしれませんね。

準備にお金も時間もかかるので、先にお伝えした通りあまりおすすめはしません。

なお、タバコのヤニや油の汚れについては外装や内装の掃除は難しいので、軽くほこりを拭き取るくらいにして、そのままにしておきましょう。

ピアノの汚れや傷みがこれ以上進まないようにするためには、早めにピアノを買い取ってもらうのが得策だとも言えます。

ピアノ買取の際に気をつけること

キッチンやリビングの近くにピアノを置いてある場合は、このように査定が下がる場合があります。

ですが、そのようなピアノでももちろん買取が可能な場合がほとんどです。

では少しでも高く自宅のピアノを買い取ってもらうには、どうすればよいのでしょうか?

査定の際には必ず伝える

ピアノの査定を依頼するとき、タバコの喫煙場所やキッチン近くにピアノが置いてあることを予め伝えておきましょう。

査定額が下がる要因をご自身から伝えるのは抵抗があるかもしれません。

ですが、いざ業者が査定に来てから金額を下げられることを防ぐこともできます。

また、現物査定の前に正しくピアノの状態を伝えておくことで、複数社からの見積り金額も正確になり、最高値で買い取ってもらえる業者を見つけやすくなります。

ご自身ではあまり気にならない場合でも、特にタバコの汚れや臭いは敏感な人も多いため、部屋で吸っていた人がいる場合は必ず伝えておきましょうね。

多くの買取業者に見積りを依頼する

タバコを吸っていた近くにあるピアノは買取り不可としている業者もあるため、買取り先が限られています。

それだけでなく、買取り業者のマイナス査定の金額は業者ごとに異なるため、キッチン周りのピアノもできるだけ多くの買取業者に見積りを出してもらうことでしっかりと価格をつけてくれるところを見つけましょう。

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