ピアノ買取業者の大半は真っ当に営業しています。
ただ、一部に強引な進め方をする事業者がいるのも事実です。
このページでは、契約前に確認しておきたい7つのチェック項目と、注意したい進め方の特徴をまとめました。
ひとつでも当てはまったら即アウト、という話ではありません。
複数当てはまるなら慎重に、という目安として使ってください。
悪質なピアノ買取業者を見分ける|契約前の7チェック

チェック1|古物商許可番号を公式サイトで確認
中古品の買取には、都道府県公安委員会の古物商許可が必要です。許可番号は公式サイトの会社概要や特定商取引法に基づく表記に記載されているのが通常です。記載が見当たらない場合は、査定前に確認してみてください。
チェック2|所在地と固定電話の記載を確認
住所が番地まで書かれているか、携帯番号だけでなく固定電話があるか。トラブルが起きたときに連絡が取れるかどうかに直結します。
チェック3|査定額の根拠と内訳を確認
「このピアノは相場がこのくらいで、この状態だからこの金額」と説明できる担当者は、根拠を持って値付けをしています。金額だけを提示して理由を語らない場合は、内訳を聞いてみてください。
チェック4|搬出費用と追加料金の条件を確認
多くの専門業者は搬出・運送費込みで提示します。ただしクレーンなどの特殊作業は別途になることがあります。どこまでが込みで、どういう場合に追加になるのかを、契約前に確認しておきましょう。
チェック5|契約内容を書面で受け取れるか
訪問購入では、事業者は法律で定められた書面を交付する義務があります。書面を出さない、内容が空欄だらけ、といった状態は問題があります。
チェック6|キャンセルとクーリング・オフの説明を確認
クーリング・オフができること、その期間中は引渡しを拒めることを説明する義務が事業者にはあります。これに触れないまま契約を急ぐ場合は注意が必要です。
チェック7|口コミの偏りと具体性を確認
高評価しかない、あるいは同じ時期に似た文面のレビューが並んでいる場合は、参考程度にとどめてください。逆に低評価だけを見て判断するのも正確ではありません。両方読んで、具体的なエピソードが書かれているものを重視するのが実用的です。
悪質業者に多い4つの危険な営業パターン

危険サイン1|その場で即決を強く求める
「今日中なら」「このトラックが今空いているので」といった理由で決断を急がせるケースです。運送ルートの都合は実際にありますが、比較する時間を与えない進め方が続くようなら距離を置いてください。
危険サイン2|電話査定と訪問時の金額が大きく違う
高い金額で訪問の約束を取り付け、現場で大幅に下げる。理由の説明が曖昧な場合は特に注意が必要です。詳しくはピアノの査定額を当日下げられたらにまとめました。
危険サイン3|依頼していない品物の買取を持ちかける
ピアノの査定で訪問した際に、貴金属や着物など別のものを出すよう求めるケースがあります。訪問購入では、依頼を受けていない物品の勧誘は認められていません。求められても応じる義務はありません。
危険サイン4|断ったあとも電話や訪問が続く
契約しない意思を示した相手への再勧誘は、特定商取引法で禁止されています。「今後の連絡は不要です」と一度伝えたあとの電話や訪問は、法律上認められない行為です。
ピアノ買取でトラブルになったときの相談先

消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。契約書面、やりとりの日時、担当者名を控えておくと相談が進めやすくなります。
契約から8日以内であればクーリング・オフができます。手続きはピアノ買取のクーリング・オフ|8日以内の手続きとハガキの書き方をご覧ください。
悪質なピアノ買取業者を避ける最も効果的な方法

7項目を全部確認するのは大変です。もっと簡単で効果的なのは、複数社から査定を取ることです。金額の妥当性も、説明の丁寧さも、比べてはじめて見えてきます。1社としか話していないと、そもそも判断の基準がありません。

ご紹介した買取価格は、あくまでも相場です。
実際に買取業者から出てくる金額は、買取業者によってバラバラ。
「どこよりも高値で買います」「他店より高価で買取!」といったキャッチコピーをよく見かけますね。
ですが、鵜呑みにしてはいけません。
ピアノの在庫状況など、ピアノ買取各社の事情で時期によって査定額が変動するからです。
ピアノを少しでも高く売りたいなら、まずは複数社に見積してもらうことが大切です。
