ピアノ買取業者によって買い取られたピアノ。
その後はいったいどこに行くのでしょうか??
思い出のつまった大事なピアノですから、気になる方も多いですよね。
ここでは、買い取られたピアノのその後についてご紹介します。
日本と世界の市場規模の違い
今から30年ほど前の日本であれば、女の子の習い事と言えばピアノが上位に入るほど一般的でした。
日本では少子化が進んで、ピアノは昔のように売れなくなりました。
それに加えて、バブル期のような情操教育の一貫としての習い事のピアノは減ってきているのです。
ですが、それは日本国内だけのことであって、実は海外の事情は違っています。
世界的に見ると、経済発展が目覚ましい中国を始めとして、ピアノの普及が急激に進んでいる国はたくさんあるのです。
中古ピアノの流通先は国内よりも海外の方が圧倒的に多く、日本の中古ピアノ市場はたったの3%。残り97%は海外で流通しているそうです。
経済大国"中国”でのピアノ需要
日本国内で買い取られたピアノはピアノ修理工場で修復され、ベトナムや中国、シンガポールやマレーシアといったアジア諸国や、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなど欧米国などにも輸出されています。また、その中でも中国への輸出量が群を抜いています。
ここ十数年間の中国経済の発展は、「爆買い」などのニュースでご存知かと思います。
その中国で、日本製のピアノは品質が高いと非常に人気があり、中古品とはいえ高値で取引されています。
また中国の上流階級の一部の人が買うのではなく、最近では中国の一般的な富裕層でたくさん買われていて、年間5万台も輸出されているということです。
日本のバブル期のように教育費に投資する人が増えていて、それだけ需要が高いということなのですね。
しかし、その中国もいずれ経済が衰退していくと同じように中国で使われていたピアノがどこかの国に買い取られていくかもしれません。
ピアノの普及はその国の経済状況と大きく結びついているのですね。
日本のクラシック音楽を考えると、ピアノが普及していた時代がそれだけ底上げにも繋がっていたことになりますので1番良質な音楽が出てきやすい時代だったのかもしれません。
国産メーカーの知名度
西洋音楽の本場はヨーロッパ。当然、ベーゼンドルファーやスタインウェイなど歴史が長くて最高級品質のピアノは特に高価で取引されています。
ですが、世界のコンサートホールで使われているピアノの台数をみてみると、1位がスタインウェイ。2位は「ヤマハ」なのです。
世界ではヤマハの知名度はトップクラス、日本が世界に誇るべき楽器メーカーなのです。
誰も弾かずに眠っているピアノを売りたい場合
日本国内のピアノ需要が減って、海外のピアノ需要が増えている現状があることはわかっていただけたと思います。
もし、自宅に誰も弾かずに眠っているピアノがあって、買い取ってもらうことを検討している場合は、一括買取査定をおすすめします。
ピアノを粗大ごみとして処分するには費用がかかってしまいますが、買い取ってもらえれば逆にお金がもらえます。
しかも一括買取比較であれば、複数の業者に一度に査定してもらえるため、1番高く売れる業者を一発で探すことができるのです。
ピアノの型番がわかればすぐに査定額がわかりますので、ご自宅のピアノがいくらになるのか?
ショパン子おすすめのサイトで一度試してみてくださいね!
ピアノを+5万高く売った私の体験談
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